お悩み:会社の業務があり、子どもの行事やPTAになかなか行けません・・・。
保育園や学校行事、PTAなど、会社の業務で、諦めなければいけないものが多い
学校情報にも乗り遅れる
子どもの行事に参加できない
行事を優先させたいけど仕事に行かねばならない・・・・などなど、そんなお悩みも聞かれます。
平日の授業参観やPTAの役員の集まりも平日なので、やっぱり働く母にとっては、厳しいものがありますよね。働くママたちへのアンケートで、「子どもに、どうせまた来れないんでしょ?と言われて悲しかった」というお声がありました。
本当に、切なくなりますよね…。
行きたくなくて行けないのではない。行きたいんだけど行けないんだよっ!て叫びたくなる気持ちだと思います。コロナ禍では行事そのものが中止や延期、見学不可になってしまうところも多く、そのことも寂しく思う方も今は多いかもしれません。
授業参観は出来る範囲で調整したり、パパと協力して交代で行く工夫も
最近の授業参観は、働く親のことを考えて年に4回くらいの機会を設けてくれたり、土曜参観もセッティングしてくれたりする学校も多くなっているようです。
私の場合はなるべく年間行事予定がでたら、授業参観日は早目に休みの調整をしたり、仕事の予定を入れないようになどしてきましたが、日程変更になることもあり…、出席できないこともありました。
でもママだけでなく、パパと授業参観を交代で参加しているという方も。それもよいと思います。
もしパパがいってくれたら、その様子を夕飯時に聞きながら、子どもをほめて
「がんばってるんだね。ママもがんばるよ。」とか
「行きたかったなぁ~。今度はママ、絶対行くから!」
と伝えるようにすると、ママの気持ちもちゃんと子供は理解してくれるはずです。
「できることを、できる形で、できるだけする」を心がける
それから、PTAの役員は、私もやったことがありますが、こちらもなかなか出席は難しく、皆さんに申し訳ないような気持ちになったこともあります。
でも「できることを、できる形で、できるだけする」をモットーに、出席できなくても文書作成を引き受けたり、皆さんへの感謝の気持ちもちゃんと伝え続けたりを、できるだけ心がけました。
学校情報は、いけないときは同級生のお母さんにメールで聞いたり、お会いした時に聞いたりしてきましたよ。
会社以外の世界の新たな視点を学ぶ事で仕事に活かせる事も
PTA役員は正直大変だし、メンバー次第というところはあるのですが、私にとっては味わったことのない新鮮な世界でした。仕事をしていたら出逢わないような価値観の方にもお会いしたり、その人の子育て観を知る中で、人間観察や新しい視点を学べました。
様々な人を対象に仕事をする私としては、この体験も仕事に活きる!って思えましたよ。
一度はやってみることをおススメします。
かつて、私は小学生、中学生でのPTAの学級委員や校外委員…(くじで当たって選出)
そして三男のサッカーチームの会計と、2つの役を経験しました。
できることを、できる時に、できるだけ。
皆さんにも助けていただくつもりでお引き受けしました。
どうせお受けしたなら楽しくやる!なんとかなる!を合言葉にやっていくと新しい出逢いや経験を積めるめる機会なるかもしれませんよ。
加倉井 さおり
株式会社 ウェルネスライフサポート研究所 代表取締役
WOMANウェルネスプロジェクト代表(保健師・心理相談員・ICP認定コーチ)
●―北海道生まれ、心理相談員・保健師とし18年財団に所属。働く女性や母親を対象としてカウンセリングやセミナーの企画運営も数多く手がけ、講演実績は3000回以上にのぼる。
働く女性たちへのコーチングセッションや夢を描き叶えるワークなども多数行っている。
●―これまで結婚、出産、育児を通して、妻であり、母であり、女性である自分を大切にしながら、仕事を継続。
実母が難病になり、育児、介護、仕事の両立に悩む。様々な苦悩を乗り越え、2010年に独立し㈱ウェルネスライフサポート研究所を設立。
女性の健康やキャリア、生き方などをテーマにした講演や研修は、ほぼ100%クチコミ・紹介・リピートで依頼されている。
女性の健やかに、自分らしく、幸せに生きるための方法論として「愛して、学んで、仕事をする」生き方・在り方を提唱し続けている。
プライベートでは3人の男子の母。
加倉井さおりの本
マンガで楽しく読める <仕事も育児も! >ハッピーママ入門/かんき出版
保健師 加倉井さおりのお悩み相談室
行政や企業のメンタルヘルス・セルフケア・ダイバーシティ研修の講師歴3000回を超える保健師 加倉井さおりが、女性の様々なご相談にお答えしています。
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