今回のお悩みは、ワーキングマザーの2人目のタイミングについて。
お悩み:ワーキングマザーは2人目のタイミングをいつにしたら良いのか、迷っています…。
2人目のタイミングをいつにしたらいいか…
これは1番多いご相談です。先日もこのご相談があったばかり。
2人目が欲しいけど、「また産休?」と思われるかなとか、
「夫の協力もないので、2人の子育てと仕事ができるか不安」など…。
職場に迷惑がかかる、夫や両親の協力も限界があるし…とためらってしまうようです。
でもでも、私はこう思います。
2人目の出産のタイミングを考えているうちに、なかなか妊娠しずらい年齢になってしまいますよって。
もちろん、復帰してすぐ妊娠!は職場にとっては迷惑と思う人もいるかもしれませんが、自分が叶えたい人生をちゃんと自分が選択しましょうよ。
2人目のタイミングは人それぞれ
私は2人目は4歳違い、3人目も次男と4歳違い。
3歳から保育料が安くなることもあり、経済的な負担を考えると3歳違いもよい選択かもしれません。
中には上の子が小学校入学のタイミングで2人目を産み、育休産休の時期に小学校に入学して新しい環境になる、いわゆる「小1の壁」の時期、ゆっくり見守ってあげられてよかったという人も。
私の場合は、1年の育児休暇後、復帰して約2~3年働いて、また産休育休。
長男は1年、次男は11か月、三男は10か月で復帰。
3人目は昇格させていただいたばかりで妊娠報告になりましたが、まったく迷いも躊躇もなく、あるのは職場への感謝だけ。
1人目の産休中に2人目、2人の目の育休中に3人目でそれぞれ3年育休をとって、合計9年育児休暇をとった方もいます。
ただ、私としては、できるなら少しの期間でも職場に復帰することをおススメしたいです。
それは、仕事の感覚を戻し、復帰後に職場の信頼を失わず働きやすくなることに繋がるはずです。
育児休暇後の選択
最も避けたいのは、休んで、復帰しない。またはすぐに退職すること。
育休を3年もらう間に2人目、3人目を産み9年休んで、退職…という方も知ってますが、なんだか同じワーキングマザーとして残念だなぁって思ってます。
それは、あなたがいない間に支えてくれた職場の皆さんの信頼を大きく損なうことになり兼ねないし、今後出産後も働きたい後輩たちにも「だからワーキングマザーは困るよね」と風当りが強くなることにもなり兼ねない。
ワーキングマザーの企業研修でお会いする人事部の方から聞くお声は、「育児休暇をとって、辞めると本当にがっかりする」ということです。
もちろん、それぞれに事情はあると思います。
子どもの健康状態、母の体調、働きやすさ…あなたの価値観が大きく変わることだってあるので、復帰できないことも、退職する決断になる場合だってあるかもしれません。
あなた自身の一度きりの人生、後悔なく生きる選択をするのは自分自身。
正解はありません。
ママ1人ではなく夫婦で決めていくことが大事
そして、大事なこと。
どんなに頑張っても子どもは1人ではできないので、夫婦でよく話し合い決めていくことだと思います。
私は、復帰して1年経っているのなら、2人目をどうぞためらわず、って背中を押したいです。
加倉井さおり
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