こんにちは!
WOMANウェルネスプロジェクト(以下、WWP)スタッフの 赤谷まかな(スタッフ紹介ページはこちら) です。
私はキャリアコンサルタント、女性の健康推進員として、健康と自分らしく幸せなキャリアの視点をキーワードに、キャリア支援をはじめ、講演活動などを行なっています。
健やかに、自分らしく、幸せに生きていくために ~人生100年時代を幸せに生き抜く「ウェルネスライフ」という考え方~のコラムでも取り上げられている、「LIFE SHIFT(ライフシフト)~100年時代の人生戦略」(リンダ・グラットン著、東洋経済新報社)が約1年前の発刊以来、部数を伸ばしており、数々の書籍グランプリなどにも輝いているそうです。
人生100年時代で生活はどう変わるのか
秋に発足した政府の「人生100年時代構想会議」のためにリンダ・グラットン氏が来日し、安倍首相と意見交換を行なっている姿からは、今、本当に時代の転換期にあることを感じました。
そのLIFE SHIFT(ライフシフト)の中では、人生100年時代について様々な説明がなされていますが、中でも“健康とキャリア”の視点で印象的なのは、
●教育、仕事、引退の3ステージから、マルチステージの人生へ移行する
●マルチステージの人生を生きるためには、健康を維持することがきわめて重要となる
という点です。
これまで、人生は「教育、仕事(家事育児などを含む)、引退」というほぼ固定化された3つのステージとして捉えられ、それらを行き来するようなこともほとんど考えられませんでした。誰もがほぼこの3ステージのレールに沿って人生を全うするのが普通で、それが“模範“と考えられていました。
これからの時代は自分で自分のキャリアを築く!
これからの時代の働き方は
■自分の価値を再発見する探索や学びの時期
■一つの組織や業種に縛られず同時並行で仕事などをする時期
■独立した立場で生産的な活動に携わる時期
という3つのステージを自由に行き来することで、一人一人がオリジナルのキャリアを築くことになり、それが100歳まで続く、という時代になっていきます。これが”マルチステージの人生”と言われるものです。
今この記事を読んでいる方の中で、キャリアの行き詰まりを感じたり、先が見えないと悩んでいたりする方がいらしたとすれば、その感覚はある意味「正しい」と言えるものかもしれません。キャリア、人生といったものの価値観がこのように大きく変わろうとしているのですから、先が見えなくて当然です。ただ、決められた人生のレールに沿ってキャリアを積むのではなく、オリジナルのキャリアを、と急に言われても困りますよね。
そんな時は、「自分で自分のキャリアを築く」ということを意識してみると日常の中にも人生100年時代を生きるヒントが見つかるかも知れません。
これからのキャリアの考え方~なりたい自分を自由に描いてみよう!~
自分で自分のキャリアを築く、と言っても、どう考えたら良いか分からない、という方も多いと思います。そのような方には是非、次のことを考えてみていただけたらと思います。
ステップ1.まず、自分は自分にどんなイメージを持っているか、見直してみましょう。
(これをキャリアカウンセリングの世界では、「自己概念」と呼びます)
自分に対して、何もできない、きっと失敗する、どうせ…、といったネガティブ思考があると、その先には進めません。
ステップ2.なりたい自分を描いてみよう!
誰にも遠慮することはありません。仕事、生活、プライベートなどなど、こうありたい、という姿を、自由に描いてみましょう。
ステップ3.なりたい自分に「なる」と決める!
自分で「決める」ことがとても大切です。決めた後は、どうしたら良いかを調べたり、見に行ったり、話しを聞きに行ったりなどしてみましょう。
一気に大きなことをする必要はありません。まずは自分の心に素直に従い、なりたい自分を思い描き、小さくてもまずは一歩、踏み出してみましょう。その一歩一歩の積み重ねが大きな変化に繋がるはずです。
2月10日には、WOMANウェルネスプロジェクト代表の加倉井さおりによる『幸せなワーキングマザーになる!ライフ&キャリア講座~ビジョンワーク~』を開催します。是非一緒にこれからを考えてみませんか?
赤谷まかな (スタッフ紹介ページはこちら)
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