こんにちは!
WOMANウェルネスプロジェクト(以下、WWP)スタッフの村上けいこ(スタッフ紹介ページはこちら)です。現在は運動指導をする傍ら、女性の身体の変化について学びを深めつつ、多くの女性に心を癒すためのボディトリートメントを行いながら、ケアエクササイズや骨盤底筋トレーニングヨガを通して、自分の身体と向き合い労わる方法を拡げていく活動をしています。WOMANウェルネスカフェで行ったワークショップはこちらをご覧ください。
女性がウェルネスライフを大切に生きていくこと
皆さんはご自身のウェルネスライフについて考えたことありますか?ウェルネスライフについては、こちら(「健やかに、自分らしく、幸せに生きていくために ~人生100年時代を幸せに生き抜く「ウェルネスライフ」という考え方~」)をご覧ください。
「ウェルネス」とは、心身ともに健康でよりイキイキと生きていく状態を指します。
女性のウェルネスライフを考えた時、ホルモンの変化によってコロコロ変わる女性の心や身体の問題はいつもついて回ります。
今は生理がある期間と同じくらい閉経後の人生が長くあります。そのことを常に考え、日々幸せに暮らせるよう、自分のからだを労わっていきたいですね。
イライラ、むくみ、便秘etc・・・生理前の不調の原因は?
さて、今回は生理前の不調についてです。
あ、生理前だな・・と感じる症状はありますか?
・なんとなくイライラしている
・食欲が増す。さっき食べたのにまた食べたい
・体重が2㎏くらいは増える
・お腹周りがパンパンになる
・顔や足などがむくむ
・便秘になる
・仕事のミスが多くなる
こちらは全て私の症状です・・・いっぱいありますね(笑)
いつもの自分らしくなんてしていられないー!!と振り回されていた時期もありました。
ですが、今は積極的に快適になる方法を身に付けたおかげで、以前よりも振り回されず上手にやり過ごすことができるようになりました!
排卵後から生理前にかけてはプロゲステロンという妊娠を継続させるためのホルモンが出ます。身体は毎月「妊娠しているかもしれない」前提で着々と準備していくのです。
排卵した卵子に精子が受精して着床するために、着々と内膜を厚くしてあなたの赤ちゃんのベッドを準備しているのです。なんて健気なのでしょう^^
そして、妊娠に備えて色々とため込もうしてむくみやすくなります。腸の壁がむくむため、蠕動運動が鈍くなり便秘にもなりやすくなります。
そんな不快な症状を感じていると、妊娠が成立しなかった場合に、
「今回は残念でしたね、では次に向けてベッドをリセットしましょう」
と生理が始まります。
その過程を体感できるのがこの生理前の症状というわけです。
「ホルモンがちゃんと出ている」ことを証明してくれている――そう言い換えることもできますね。そう考えると今まで不快で憂鬱だったこの時期も自分のことが愛おしく大切に感じませんか?
そうは言っても身体がしんどいのには変わりないので、今日はこの不快な症状を少しでも改善させるケアを紹介しましょう。
生理前の不調でもご機嫌な自分にするケアエクササイズ メソッド 『毛管運動』
毛管運動
この運動は西式甲田療法の中のひとつなのですが、むくみ改善が血液循環の改善にとっても効果があり、高齢者の方も手軽に簡単にできるのが魅力です。
やり方
1.仰向けに寝る
2.手足はなるべく床と垂直になるように伸ばす
3.足首は曲げ、手の指は閉じ手のひらを向かい合わせにする
4.足の付け根、腕の付け根から細かく振動させるように動かす
5.1~2分行う
重力と振動をうまく利用してむくみ改善、血液循環の改善を促し、いつもご機嫌の自分でいられるようにケアしていきましょうね。
村上 けいこ(スタッフ紹介ページはこちら)
WOMANウェルネスプロジェクトは、女性のウェルネスライフに役立つ「WOMAN ウェルネスカフェ」を随時開催しています。
女性が自分自身のライフスタイルを見つめ直し、これからのウェルネスライフを実現することに役立つ学び、情報交換と交流の場です。これまでの開催報告はこちらからご覧ください。
2017年11月11日(土)に、村上けいこさんが講師でお伝えする『働き女子のための月経リズムに合わせたからだを緩めるケアエクササイズ講座』in江の島を開催します。去年に引き続き、大好評のワークショップです。
詳細はこちらから♪