コロナ禍を穏やかに過ごすために出来ること
こんにちは。WOMANウェルネスプロジェクト代表の加倉井さおりです。
新型コロナ感染拡大は、さらに広がりを見せ、今回も三度目の緊急事態宣言の発令と多くの人々がその影響を受けています。
先行きが見えない不安や思ったようにいかないことへの焦り、また繰り返される緊急事態宣言による影響へ怒りを感じている人もいるかもしれません。
このように不安や焦り、怒りなどのマイナスな感情を感じることは、誰にでもあることです。
生きている中では、嬉しいことばかりではなく、むしろうまくいかない状況や困難を感じることも多いものです。特に2020年から始まったコロナ禍においては、これまでに誰もが経験したことのないことが起きています。マイナス感情を抱きやすい時代の中を、今私たちは生きているとも言えるでしょう。
ですが、このようなマイナス感情の付き合い方を知っているかどうかは、コロナ禍の日々を少しでも穏やかに過ごせるためにも重要です。
マイナス感情に気づいて認めてあげる
まず、大切なことはマイナス感情に「気づくこと」です。
この「気づく」というのはとても大切なことで、是非ご自分のイライラやモヤモヤ、クヨクヨを感じて見つめてみてください。少し元気がなくなっている時にどんな感情なのかをラベリングしてみることも良い方法です。
そして、気づいたら「あ、今不安なんだね。」と認めること。
その感情を否定しない。「こんなことで不安になってちゃだめ、もっとがんばらなきゃ」と思うことよりも「今、不安なんだね、でもそんな気持ちになってもいいよ。」と認めて受け入れること。「不安になったって当然だ」「そんな気持ちになっても仕方ないよ」と自分のマイナス感情を認めてあげましょう。
すぐにマイナス感情を打ち消そうとしたり、「世の中の人みんな我慢しているのだから」とか「もっと大変な人はいるんだから、こんな気持ちになってはダメ」と否定しないことです。
今、不安な自分を否定せず、まるごと認めていくことです。
そのプロセスを経てから、是非そのマイナス感情に奥に何があるのかを見つめてみてください。
マイナス感情をマネジメントするセルフケア
「不安になっているのは、失敗したくないって気持ちがあったよね」
「イライラ焦っていたのは、もっと早く結果を出したいと思っていた」
「怒りを感じていたのは、自分をもっと大切に尊重してほしいと思っていた」
「嫉妬していたのは、自分もあの人のように活躍したいと思っていたんだ」
など本当の自分の想いやありたい姿が見えてくることがあります。
ですから私はいつも、「マイナス感情は宝の山」とお伝えしています。
そのことに気づけるということは「宝の山」を見つけるチャンスを手に入れたということ。
このプロセスをセルフケアの中でご自身でやることもできますが、
できるなら安心して話しができる人に、聞いていただくといいですね。
話すことは、放すこと。
つまりマイナス感情を手放すことに繋がります。
コロナ禍の中で、あなたが悩んでいる課題が、すぐに解決したり、すぐに事態が好転しないかもしれませんが、その課題に少しでも前向きに行動できる自分であるためには、エネルギーが必要です。そのエネルギーを持つためにもマイナス感情をマネジメントするセルフケアを心がけてみてください。
自分が自分の最高の応援団長であり、味方でありたいですね。
(文:加倉井さおり)
◆参考図書:「小さなことにクヨクヨしなくなる本」(かんき出版)
「悩むこと自体は、悪いことではありません。自分と向き合う機会になるからです。不安や焦り、恐れのなかにこそ、じつは解決のヒントが隠れています。つまり、悩みは「あなたが成長できるチャンス」なのです。ありのままの自分を受け入れ、落ち着いたら本当は自分がどうしたいのかを考える。クヨクヨ思考が長引かない方法や考え方を知っておく。それだけで、クヨクヨする自分とは、自然とサヨナラできるのです。イヤな自分にサヨナラできる52の方法。」
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