今回のお悩みは、誰もが経験している?!子どもについ感情的に怒ってしまう。
お悩み:子どもを感情的に怒って、後ですごい自己嫌悪してしまいます…。
寄せられるお悩みの中でとても多いものです。
これは「あー、本当に、お気持ちよーく分かります!」と私も深く共感します。
私の場合、男の子3人ですからそれはそれは、次々にいろんなことが起きるわけです(苦笑)
だから、私も感情的になって子どもを怒り寝顔を見ながら、自己嫌悪…は何度も経験済です。
叱ると怒るの違い
感情的になって、怒る。
これは「叱る」とは大きな違いがあるんですよね。
「叱る」はちゃんとした意図があります。
教育やしつけを目的に、正しいことを子どもに伝えるという意図
でも「怒る」はまさに「感情的」
自分の気分が大きく影響してます。
ホルモンバランスの影響でイライラすることも
相談者のワ―ママの中には、「生理前になると、イライラが募って、子どもを感情的に大きな声で怒鳴り、何度もしつこく同じことを怒ってしまいます」
という方も多いです。
そう、女性はホルモンバランスの影響を受ける生き物。
生理前、プロゲステロンという女性ホルモン優位になると落ち込んだり、イライラしたり感情的になりやすいです。
対策としては、自分の生理周期をちゃんと把握しておくことも大事。
「あ、イライラしてるな。生理前だったな。」
そう、プロゲステロンの仕業だったんだ…とあまり自分を責めないでほしいとも思います。
ある方は、ちゃんと生理周期をパートナーに伝え、その時期には残業せず帰宅し、パパがお子さんの面倒を見てくれるという方もいました!
なかなか、難しいかもしれませんが、話をしておき協力を得るのもひとつの対処です。
とはいっても、影響を受けるのは子ども達。
怒鳴りそうにあったら
・一度大きく深呼吸
・その場から一度席をはずしてトイレにいく
気持ちを落ち着けることもいいことです。
カーッとなりますからね。
そして、感情的になった自分に対しても、「そうそう、感情的になって当然。そのくらい私子どものことを思っていたんだよね」と自分に言ってあげてほしいのです。感情も否定しない、認めるということがまず大事です。
私+今+感情で「伝える」
そして、伝え方。
「あなたは、ずっと、いつも、~なんだから!!!」
「何度いったらわかるの!」
となりがちですが、主語を「私は」に変えるだけでもだいぶ違います。
「ママは○○ちゃんが言ったことを守ってくれなくて、今日は悲しい」
主語を相手にして、時間軸が過去になると、相手を責めて戦うことになりがちです。それも昔のことまでさかのぼって(笑)
あの時も、この時もこうだった!と。
私+今+感情で「伝える」こと。
それでも、「あー、叱り飛ばしてしまいました!」という時は、寝る前までに、子どもを抱きしめて、
「どんなに怒っても、ママはあなたが一番大好きだよ」を伝えて下さい。
ひどい怒り方をしたと自分で想うときは「あんな言い方をして、ごめんね」と、大人だって親だって、やりすぎたな、間違ってたなと思ったら謝ること。私も子どもにあやまること、あります。
でも「あなたを大好きだよ」「あなたを愛している」
が必ず伝わるように。
一日の最後は仲直り、いい気分で、眠りについて、翌日は気持ちよく朝を迎えることができるように…。
私自身はこんなことを心がけています。
どんなに理不尽な怒られ方をしても、子どもはみんなママが大好き。
だからこそ、母はある意味、許されてますね。
そこに甘えすぎず、子どもに愛をもって、本当に大切なことを分かるように伝えていきたいものです。
私も日々修行のような毎日ですけどね(笑)
加倉井さおり
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